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指導方法

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スズキ・メソード創始者 鈴木鎮一

スズキ・メソードによるバイオリン指導をいたします。

スズキ・メソードは、今から70年以上前にバイオリン教授の鈴木鎮一により確立された教育法で、「どの子も育つ。育て方ひとつ」という考えのもと、それぞれの子どものもつ大きな可能性を信じて、子どもの心に響く教え方を常に研究し、その研究成果が様々に取り入れられている指導方法です。

日本のみならず世界61カ国と地域に広がるスズキ・メソードは、米国だけでも30万人が学んでいると言われています。

日本においても、葉加瀬太郎(バイオリニスト)、久石譲(作曲家)、宮台真司(社会学者)、佐藤康光(将棋前名人)、さだまさし(シンガーソングライター)、早野龍五(物理学者)、三浦文彰(バイオリニスト)など各界を牽引する一流人材の多くを輩出してきました。

この優れた指導法により、ひとり一人の子どもの感性を刺激し、豊かにたくましく人生を生き抜く力を養います。

スズキ・メソードには、次のような特徴があります。
ぜひご家庭でもお子さんを伸ばす環境づくりにご協力いただければと思います。

特徴1:スズキ・メソードは「母語教育法」です

赤ちゃんは毎日繰り返し耳にしている言葉を、いつのまにか話せるようになります。それを誰も特別なこととは思いません。お父さんお母さんがていねいに、よく話しかけることで、言葉が話せるようになり、たくさんの言葉を身につけていきます。それは赤ちゃんにとって、十分刺激を受ける、恵まれた環境といえます。

音楽においても同じことが言えます。

まずよい演奏を繰り返し聴きましょう。
母語が育つときと同じように、生活の中に音楽が溢れる環境をつくりましょう。

良い音楽を聴き分ける耳は、あらゆる優れた感性に通じていきます。

特徴2:親子で学ぶ

情報があふれ、ますますあわただしくなっていく現代社会。その中でスズキ・メソードは変わらず「親子で学ぶ」ことを基本としています。

お子さんが小さいうちは、お母さんも一緒にレッスンに通い、家では先生となって繰り返してください。楽器を演奏する経験の有無は関係ありません。先生がしたように、言ったように毎日繰り返すことで同じ目標を持ち、「できた!」という喜びを共有できるでしょう。

それは親子の絆にもつながる貴重な時間になります。


レッスンの流れ

1.大切なはじめの一歩 1.大切なはじめの一歩

「キラキラ星変奏曲」を始める前に、ごあいさつの仕方、ヴァイオリンの持ち方、弓の持ち方などの基礎的なことを習得します。また、意欲を高める取組みも促します。
「キラキラ星」のレッスンが始まるまでが大切です。

2.ご家庭での繰り返し 2.ご家庭での繰り返し

個人レッスンではお一人お一人に合わせた丁寧なレッスンを心掛けています。
また、赤ちゃんが毎日繰り返し耳にしている言葉をいつの間にか話せるのと同じように、ヴァイオリンの練習も毎日の繰り返しがとても大切です。親子で時間を決めて、講師に言われたポイントを繰り返し練習することが、上達の早道です。
小さいお子様は保護者の方にバイオリンの弾き方楽譜の見方をお教えします。
難しそうですがご心配なさらず少しずつご家庭でゆっくりお稽古してください。必ず目標の曲が演奏出来るようになります。

3.グループレッスンで合奏の楽しさを 3.グループレッスンで合奏の楽しさを

月に1度のグループレッスンでは小さな生徒から大人までレベルの違う仲間と楽しく一緒に合奏でき、上級生の演奏からは沢山の刺激を受けます。お互いに育ち合うスズキ・メソードならではの特徴です!

4.各卒業課程を目標に 4.各卒業課程を目標に

卒業録音は、講師の判断で行なわれます。講師と一緒に曲を仕上げていく過程は簡単ではありませんが、録音を終えたときのホッとした気持ちは、一つやり遂げた自信につながり、次の意欲作りの源になります。


卒業課程

   
前期
初等科
ガヴォット(ゴセック)
初等科 ブーレ(バッハ)
前期
中等科
協奏曲 イ短調 第1楽章(ヴィヴァルディ)
中等科 協奏曲 ト短調 第1楽章(ヴィヴァルディ)
前期
高等科
ラ・フォリア(コレルリ)
高等科 協奏曲 イ短調 全楽章(バッハ)
才能教育課程卒業※ 協奏曲 第4番 全楽章(モーツァルト)
協奏曲 第5番 全楽章(モーツァルト)
研究科A 協奏曲 ホ長調 BWV1042全楽章(バッハ)
研究科B☆ (1)ロンド(モーツァルト)+ シシリアーノ(パラディス)
(2)前奏曲とアレグロ(クライスラー)+ シシリアーノ(パラディス)
(3)シャコンヌ(ヴィタリ)
研究科C 協奏曲 ホ短調 全楽章(メンデルスゾーン)

※才能教育課程卒業:2曲両方を学習した上で、1曲を選択します。

☆研究科B:(1)(2)(3)のいずれかを選択。但し、すでに研究科Aをロンド(モーツァルト)で卒業された方は、(2)(3)より選択。

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